江戸文化に連なる伝統技術を次世代に
江戸時代から続く、繊細で奥深いつまみ細工の技法。それは、布を折りたたみ、巧みに組み合わせて花鳥風月を表現する、日本の職人技の結晶です。
私たちは、この江戸文化に連なる技術を次世代に継承するため、伝統的な美しさを守りつつ、現代の感性に合わせた作品づくりを追求しています。一つひとつの作品に込められた物語や、受け継がれてきた職人の魂を感じていただければ幸いです。
私たちのつまみかんざしが、あなたの特別な日を彩り、そして次世代へと受け継がれる物語の一部となることを願っています。
メディアにご紹介いただきました

私たちの作品は、これまで多くのメディアの皆様にご注目いただき、取り上げていただきました。これもひとえに、江戸時代から続く伝統技術と、作品に込めた想いが評価されたものと信じております。
これからも、メディアの皆様とのご縁を大切にしながら、つまみかんざしの魅力を発信し続けてまいります。
来歴
1966年 (昭和41年) 伯父の広田吉之助より江戸つまみ簪の技法・制作の指導を受ける。
1980年 (昭和55年) 師の広田吉之助が勲7等の褒章受章
1987年 (昭和62年) 江戸つまみ簪伝統技術技法の継承発展貢献により当時の鈴木都知事より感謝状受ける
1988年 (昭和63年) 東京都台東区の商工課の依頼で伝統産業保存用に江戸つまみ簪のVTR作成撮影する
1996年 (平成 8 年) 久月人形学院にて江戸つまみ簪の講習始める
2008年( 平成20年 ) さいたま市より伝統産業事業所の指定を受ける
2021年 ( 令和3年 ) NHK文化センターにて講習始める
2022年 (令和 4 年 ) 東京都の伝統工芸士の認定を受ける

当工房は、これまで作品をご紹介いただく機会に恵まれました。 その中でも、J:COMの地域情報番組「ジモト応援!つながるNews(2020年11月3日放送)」で取り上げていただいたことは印象深い出来事です。工房での制作風景を取材していただき、つまみかんざしに込めた想いをお伝えすることができました。
また、さいたま市報の表紙を飾らせていただいた際には改めて地域に根ざした活動の大切さを実感いたしました。